A.B.C-ZのJODEKI!のイントロを聞いた瞬間に
このトラック、最高すぎる!!
むしろ、最高すぎて泣きそうなんだが!!
私はその勢いのまま、自分のXアカウントでこう書いた。
トラック良すぎて、CDほしくなった。最高。
— 万太郎 (@m07_tokidoki) 2023年11月15日
A.B.C-Z「JODEKI!」ミュージックビデオ https://t.co/RMRy0UceQt @YouTubeより
このポストはありがたいことにA.B.C-Zのファンの皆様に届き
なぜか、作曲家の西寺郷太さんの元まで届いてしまったのである。
これはもうブログとしてA.B.C-Zの楽曲の記事をまとめるしかない!
そう思って、今日は筆をとった次第である。
- Vanilla(ベストアルバム「BEST OF A.B.C-Z」、「from ABC to Z」収録)
- Moonlight walker(シングル「Moonlight walker」、ベストアルバム「BEST OF A.B.C-Z」収録)
- Black Sugar(シングル「Black Sugar」、ベストアルバム「BEST OF A.B.C-Z」収録)
- JODEKI!(EP「5 STARS」収録)
- ONE MORE KISS(シングル「Black Sugar」初回盤B収録)
- おわりに
Vanilla(ベストアルバム「BEST OF A.B.C-Z」、「from ABC to Z」収録)
A.B.C-Zのカッコイイ曲のルーツと言ったら「Vanilla」である。
この曲はデビュー前から歌われてきた曲でファンの中でも特に人気の高い曲である。
人気が高すぎて10周年記念アルバム「BEST OF A.B.C-Z」に再録されてMVまで作られた。
(商品リンクを貼り付けた初回盤AにMVが収録されている)
アイドルの王道の切ない恋愛の歌詞とメロディーの組み合わせが最高なのである。
さすが、KinKiKidsさんに提供しようと思っていた曲なだけある。
Moonlight walker(シングル「Moonlight walker」、ベストアルバム「BEST OF A.B.C-Z」収録)
A.B.C-Zが初めてリリースしたCDがこの曲なのは実に攻めている。
A.B.C-Zらしい元気で明るくてさわやかな曲調から、雰囲気変わってカッコイイ大人な楽曲である。
今振り返るとこれがA.B.C-Zの大人な曲の第一フェーズである。
Black Sugar(シングル「Black Sugar」、ベストアルバム「BEST OF A.B.C-Z」収録)
第二のVanillaだと思っているのがこのBlack Sugarである。
この曲がシングルとしてリリースされるのは、Moonlight Walkerに続き攻めているなと感じた。
あと、楽曲が好きな者としてはこういう曲がシングルになると購買欲がわくのである。
これもA.B.C-Zの大人な曲の第一フェーズである。
Crush On You(アルバム「Going with Zephyr」収録)
これもトラックがかっこいい。
この曲は、どっちかというと現代のオシャレなトラックなので彼らがパフォーマンスをすることによってこの曲は完成する。
今までアルバムのリード曲はわりとかっこいいサウンドが多いA.B.C-Zだが、ここまで大人な感じの曲をリード曲に選んだのはこれが最初だったと思う。
A.B.C-Zのアルバムのリード曲をここで振り返ってみよう。
アルバム「A.B.Sea.Market」 「Shower Gate」
アルバム「ABC STAR LINE」 「今日もグッジョブ!!!」
アルバム「5 Performer-Z」 「テレパシーOne! Two!」
アルバム「VS 5」 「Rock with U」
アルバム「Going with Zephyr」 「Crush On You」
アルバム「CONTINUE?」 「GAME OVER」
この中で体育会系と呼ばれるA.B.C-Zの表の姿に近いリード曲は「今日もグッジョブ!!!」「テレパシーOne! Two!」「GAME OVER」の3曲である。
そして、この中でカッコイイ感じのリード曲は「Shower Gate」「Rock with U」「Crush On You」の3曲である。
振り返ってみると、A.B.C-Zって試行錯誤しているのだなということがわかる。
まず最初のオリジナルアルバムでイメージを変えようとさわやかでカッコイイ「Shower Gate」
その次がA.B.C-Zらしい元気で明るいの「今日もグッジョブ!!!」
そこからさわやかな曲調だけど、ダンスが激しい「テレパシーOne! Two!」
次にダンスが激しくてカッコイイ「Rock with U」
それを経て、大人なイメージを前面に押し出した「Crush On You」
そして、一回A.B.C-Zらしい「GAME OVER」を挟んでからの「JODEKI!」である。
そう「JODEKI!」は、A.B.C-Zのカッコイイ曲、第二フェーズの最初の曲かもしれないのである。
JODEKI!(EP「5 STARS」収録)
本当にイントロから最高にいい。
いわゆるシティポップサウンドなので、どこか懐かしさも感じるから入りやすい。
歌詞は、今のA.B.C-Zに似合う等身大のもので、大人のヲタクの私には少し刺さってしまう。
この歌詞とトラックのチョイスが、今までのA.B.C-Zとは違うのである。
今までのA.B.C-Zだったら、流れに身を任せようというより、頑張って応援するよ!一緒に頑張ろう!という歌詞をチョイスする。
しかし、今回のA.B.C-Zはそうはしなかった。
流れに身を任せよう×シティポップという今まで組み合わせてこなかった掛け算をしたのである。
ここまで10年以上。
「JODEKI!」でA.B.C-Zはまた新たなフェーズに入ったのではないかと思った。
A.B.C-Zがこの曲を選んでくれて私は嬉しい。
JODEKI!とともに語りたいといえば、もちろんこの楽曲。
ONE MORE KISSである。
ONE MORE KISS(シングル「Black Sugar」初回盤B収録)
この曲は、A.B.C-Zが毎年上演しているABC座の2016年「応援屋」で使用されていた楽曲を収録したものである。
パフォーマンスは応援屋のディスクをみてほしい。
これもまた西寺郷太さんの楽曲である。
もともとは少年隊に提供しようと思っていた楽曲だったらしく、少年隊が得意とするシティポップなサウンドが旧ジャニーズ事務所の王道の楽曲に仕立てている。
このシティポップサウンドがA.B.C-Zにとてもよく似合っていて、今回のJODEKI!もその路線を選択してくれたのがうれしい。
おわりに
私は今もJODEKI!のMVを見て、初めてトラックを聞いた時の感動が忘れられない。
私の好みドンピシャな曲に出会えて本当にうれしかったのを覚えている。
それ以外の楽曲も、JODEKI!が好みの人には好んでいただけるかなと思いセレクトした。
もしかしたら読者によっては、JODEKI!より好みの曲が見つかるかもしれない。
この記事をきっかけに、A.B.C-Zの楽曲で好みの楽曲を見つけていただけると私は嬉しい。