私の担当は干されている。
対応策はまだない。
今回は、数年後の自分に対しての記録のために
2015年のHey!Say!JUMPには格差問題があったという事実と
それについて私が本気を出して考えてみたことを書き連ねようと思う。
格差問題とは
どのグループを応援しても必ず露出が多いメンバーとそうでないメンバーが発生する。
その事実は、グループに所属する人を応援することになったヲタクが胸に刻み込まなければならない宿命の1つである。
グループによって、大なり小なりのいわゆる「格差問題」は存在する。
(ここで定義する格差問題は、メンバーごとのメディア露出の量に差が生じていることを指す)
運営側も商売である。
メンバーによって「主力の商品」、「売り込みたい商品」、「今はそうでない商品」と分類分けしているであろう。
Hey!Say!JUMPの今の売り込み方はAKBに似ている
Hey!Say!JUMPの格差問題を切り込む前に、Hey!Say!JUMPの今の売り込み方はAKBに似ているなと思う件について少しお話したい。
先ほど、私が運営側は"メンバーによって「主力の商品」、「売り込みたい商品」、「今はそうでない商品」と分類分けしているであろう"と言った。
それが明確なシステムとして成立しているのがAKBグループであろう。
シングルごとに選抜として代表メンバーが選ばれるその制度こそが、"「主力の商品」、「売り込みたい商品」、「今はそうでない商品」の分類分け"である。
運営側が選ぶ「主力の商品」、「売り込みたい商品」が選抜メンバーであることはメディアで彼女たちを見ている人はすでにおわかりのことだろう。
しかし、年に一度だけ「選抜総選挙」と言うものが存在する。
毎回、運営側でシングルの選抜メンバーを決めるのではなく年に一度ファンに投票で選抜を決めてもらうのである。
昨今は金に物を言わせる制度と揶揄されているが、始まった当初は今まで選抜にすらなれなかったメンバーが奇跡の選抜入りなどちょっとしたドラマを起こすいいシステムであった。
じゃんけん選抜も始まった当初は、いいシステムだなと思った。
私も昔少しだけAKBにはまっていたが、なかなか選抜入りできなかった好きなメンバーがじゃんけんだけは強運を発揮して2作品連続か何かで選抜入りしていて喜んだ覚えがある。
ここがAKB運営の上手いところで、メディアの露出が少ないメンバー(いわゆる干されているメンバー)にも選抜のチャンスを与えることで、本人たちのやる気にもつながるし、その子を応援しているヲタクのやる気にもつなげているのである。
では、Hey!Say!JUMPとAKBの売り込み方のどこが似ているのか?
それは、"「主力の商品」、「売り込みたい商品」の明確化"である。
わかりやすいようにHey!Say!JUMPの曲の歌割を例に挙げて紹介しよう。
例えば、「Chau#」を代表とした最近の"カワイイ"をコンセプトにした新曲たち。
「Chau#」の歌割は、1番からサビにかけて知念・山田・中島・有岡・八乙女のソロパートでつないでいる。
そして、サビでこの5人に加えて伊野尾が登場する。
TVで披露するサイズだと、2番がカットされて山田・知念・八乙女・有岡・伊野尾のソロパートでつないでこの曲は終了する。
9人中6人にしかソロパートがない(TVサイズでの話である)と言うことは、ほぼこれはこのシングルのための選抜メンバーと言っても過言ではない。
この明確化が、Hey!Say!JUMPとAKBの売り込み方が似ているという点である。
ちなみに余談であるが、10月21日に発売するシングル キミアトラクションの最初からサビのユニゾンパートまでの歌割は、山田・知念・中島・伊野尾・(薮・髙木・八乙女・岡本)・有岡である。( )で3人をくくったのは本来なら1人でもいいパートを細かく3人で歌っているので、ソロパートだけど他の人より圧倒的に短いことを示すための( )表記である。
話を元に戻そう。
前置きが長くなったが、ここからHey!Say!JUMPの格差問題について話そうと思う。
Hey!Say!JUMPの格差問題とは
先ほどの最新シングル「Chau#」の歌割の話でお気づきの方もいるのだろう。
ソロパートがない3人と他のメンバーの露出に格差が生じているのが、格差問題なのか?
正解です。
私も露出の差があることは、ヲタクの宿命だと言い聞かせておりました。
昔からHey!Say!JUMPは、エース山田とゆかいな仲間たち的なところも頭に入れてきました。
これは仕方がないと思っていましたし、私の担当が干されている理由も明確だからしばらくは黙っておこうと決めていました。
24時間テレビのパーソナリティーが決まり、無事に終了し、これでいよいよ全員名前を覚えてもらえるチャンスを事務所が作ってくれるんだ!!
ちょうどあれから1年以上が経過したし、自担にもようやく新しい個人の仕事がきっと…!!
それは、残念ながら杞憂に終わってしまいそうです。
(まだあきらめてませんけど!!)
24時間テレビが終わるとともに、ドラマ出演の決まったメンバー、バラエティーの単独出演が決まったメンバー、雑誌の連載が決まったメンバー、映画の続編が決まったメンバー、映画の初主演が決まったメンバーとHey!Say!JUMP全体で見れば、上り調子な感じにとらえることができます。
しかし、個人仕事が決まったメンバーの内訳をみると、最新シングルでソロパートをもらえたメンバーだけにしか新しい仕事が来ていないことがわかります。
なんてこったい。
これでは、せっかく24時間テレビでのHey!Say!JUMPの知名度を少し上げたのに、このままでは、「Hey!Say!JUMP、あれ、何人だっけ?6人?」と言われてしまうのではなかろうか?
それはまずい。
早く、岡本くんがヒルナンデスを見ながら「俺、何やってるんだろう?」と思うことをやめさせたいんだ。私は。
しかし、私は金も権力もない一介のヲタク。
ただこの格差問題の事実を私はここにつづって同じ意見の人を募るだけしかできない。
残念な話だ。
Hey!Say!JUMPの売り込み方の欠点
先ほど、Hey!Say!JUMPとAKBの売り込み方が似ているとお話ししたが、Hey!Say!JUMPの現在の売り込み方には欠落しているところがある。
それが、AKBで言う選抜総選挙みたいな露出の少ないメンバーにもチャンスを与える機会がないということだ。
厳密に言うと、実はメディアにはあまり出ていないところで3人にもチャンスは与えられていた。
例えば、アルバムの曲。
カッコイイに分類される曲(Dangerousとか)は、3人のソロパートがやたら多かった!
ありがたい!
しかし、その曲がすべてツアーのセットリストに入ったのかと言えばそうじゃなかった。
おいおい、意味がないじゃないか。
格差問題の対応策とは
ここで考える格差問題対応策が「カッコイイ曲でシングルを出そう」である。
個人仕事がないのなら、カッコイイ曲でシングルを出すときは優先的に選抜メンバーに入れてほしいというやつである。
これが一番現実味がある対応策である。
しかし、今のカワイイ政権が崩壊するのはもう少し時間がかかりそうなので
もう私はどうすればいいのかわからなくなりながらこの文章を書いている。
これ以上書くと、ここから先は愚痴にしかならないだろうから
ここでやめておこうと思う。
私がいくら本気出して考えても対応策なんてたかが知れているし
そんなことを書いたところで世界は変わらないこともわかっている。
しかし、何年後かに見返した時に格差があったことだけは残しておきたい。
そして「事務所よ、今、Hey!Say!JUMP全員の名前を世間に覚えさせないでどうするんだ?」と私は問いたい。